ボーダーラインと携帯小説の世界

精神病患者達と携帯小説が好きな人とアニメ類が好きだったり、料理好き用

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”この手で掴みたいものは……”14

香織は、ほっと一息つく。
「……これで良かったのかしら?」
「はい、ありがとうございます」
ゆらりと、カーテンの中から現れるシルエット。細身の男性だ。
「まさか、契約料の代わりが演劇だとはね……」
香織はやれやれ、と力を抜いてソファーに身を委ねる。
「お手をおかけしました。しかし、彼は私の最強のライバルでなければなりません。ひいては、御仁のため」
そう、黒幕は大輝だった。
「わかるわよ。絵描きは迷いがあってはならない。
お金の為に働くようになるのもいけない。
画家は、高め合わなければならない。
でも、彼が襲ってきたら、どうするつもりだったの?」
「その時は、ここのボディーガードが……」
頭(こうべ)を垂れる大輝。
「ふふっ……他人任せの人生ね」
「お厳しい……」
二人は微笑み合った。

陸は走る。ただ、画家として大成するより、一人の愛するモデルとの成就を願い、舞の元へ。

「なんで戻って来たのよ?」
舞の第一声は、疑問だった。
「別れた理由、知った」
「バカ!」
平手打ち。
「これは戻ってきた分!」
平手打ち。
「これは女の元へ行った分!」
舞は叫んだ。
「これじゃ私が悪者じゃない。。。
抵抗しなさいよ!」
「俺が、悪いから」
舞は、肩を落とす陸を睨みつける。
「あなたはあなたの幸せを歩み始めなきゃいけない時でしょう?」
これには抵抗する。
「絵は、地位のためじゃなく……理想のため。すまない」
空気を裂く、一際大きな炸裂音。
平手打ちをした舞の手も真っ赤だ。
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  1. 2009/06/17(水) 09:13:24|
  2. 携帯小説
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

さやうま さん、バレてた?

>やっぱり黒幕がいたか。
先は読めないと思ったのにw(>_<)

>どこまでもむかつく奴
陸を高みに上げようとしたんだから良いじゃないw

>BLOGコメントありがとね~
いえいえ、私も毎日ありがとうございます!
  1. 2009/06/17(水) 11:01:39 |
  2. URL |
  3. たけ #-
  4. [ 編集 ]

あーあ

やっぱり黒幕がいたか。
ちっ、どこまでもむかつく奴だね~(>_<)
で、BLOGコメントありがとね~
  1. 2009/06/17(水) 09:51:01 |
  2. URL |
  3. さやうま #qZjO.u1.
  4. [ 編集 ]

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