ボーダーラインと携帯小説の世界

精神病患者達と携帯小説が好きな人とアニメ類が好きだったり、料理好き用

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また逢う日まで1章3

東馬は危うく泣きたくなる衝動を抑えている。

すると、東馬の目には実はその男、けっこうカッコイい。しかも灼眼。珍しい。漫画みたい。
……いやいやいや! 関心してる場合じゃない。

「あのさ、この辺に子猫いなかった? 最近昼休みにエサあげてたんだけど、今日は見なくてさ……」
しかも優しい……。

「水玉、知らない?」
「ひい、いえ……って! 私は東馬都子ですよ!」
「景ちゃん、見た?」
これは私の声ではない。忌々しき灼眼の悪魔だ。
「いいえ……見たら、お教えしますね。」
「よろしくお願いします」
なんか、景ちゃんには礼儀正しい。っていうか、お互いのことなんか知ってる!? しかも私スルーされた!?

私はたまらずこう言った。
「あの人、東馬さんに気があるのでしょうか?」
景ちゃんが、その言葉を認識するには、時間がかかった。
「……ひ? なんで?」
「女のカン」
そう言って右手の人差し指を唇に軽く当てる。シーって言うみたいに。鼻血出そうなくらい可愛ゆい!

「はひ~……確かにいい男だけど……って違っ! け、景ちゃんに気があるのでは? なんで私なのよ!? あの男の気になったのは水玉でしょ!?」
……しまった。
「……ぷっ」
「はひ! 笑った! 今笑った!」
「ごめんなさい。でも、”たまたま噂の木の下で出逢った二人は結ばれる。”って噂がありましたでしょう?」

景ちゃん、自分は完璧圏外だと言う。相性がある、と。確かにそうだけど……。
あんな破廉恥(ハレンチ)がおしとやかな景ちゃんには似合わない。

そんなこんなで運命の人との出会いはサイアクだった。
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  1. 2009/08/12(水) 00:05:47|
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