ボーダーラインと携帯小説の世界

精神病患者達と携帯小説が好きな人とアニメ類が好きだったり、料理好き用

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また逢う日まで3章2

携帯が振動する。このタイミング、智也!?
誰が電話くれたか確認せずに、慌てて電話にでる。
「死んだ」
智也から都子への突然の電話。突然の言葉。海で逢った次の日のこと
「はひ? 誰が? なんで?」
「オヤジとお袋。旅行の交通事故で」

私と、同じ思いが。そう、今の私の両親は、義理の親だ。なぜ、忘れたのだろう?

あれは、北海道にフェリーで旅行に行った日。たしか幼稚園児の頃。
どこまでも真っ白な大雪原の曲がり角で視界は回転した。
気がついたら両親は、私をくるまうようにハート型に横たわっていた。色も朱色。
……あれ?
下にはシートの代わりに鉄板が。
天地逆転。雪の白い景色が朱(あか)く染まった。
私には傷一つ無い。
両親は動かない。

その後のことは何も覚えてない。ただ、親戚に引き取られたとしか。

「そ、そんな! じゃ、昨日バスにいた理由……」
一瞬の静寂が、全て教えてくれた。バスに乗って病院に行ったんだ。

智也の両親は、夫婦水入らずの旅行に行く途中だったみたい。

都子がかけつけると、智也は白い棺の前で一人ぽつんと座っていた。
部屋に差し込む光が天然のスポットライトのように照らし、棺は神々しい光を放っていた。
都子はためらいつつ声をかけた。
「智也には私がついてるから……」

智也は振り向く
周りはほとんど社交辞令みたいな挨拶を交わした。

智也の灼眼に光は無い。
光輝く棺と光を失った朱い眼。
命失った者と生きし者。
なぜ!?世界中の不条理が都子を襲った。神が降り、救ってくださったのは智也ではないの!?

智也と都子は同じ大学に行く予定が狂って会えなくなった。
”また逢う日まで”その予定が狂ったことは、ただの予定の狂いではなくなった。
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  1. 2009/08/20(木) 00:16:59|
  2. 携帯小説
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

あみちゃん さん

>携帯電話…ポケベル
初代セーラームーンの時は、ポケベルは一般的かも怪しいw

>警察手帳…最近のこと?
警察に捕まったことは無いのでわかりませんw

>最近…大昔?
私、初代シングル有りますよw
大昔ではなく、むかし、むかし……あるところに……です(ぇ

>2時間ドラマ…ふしぎです。
2時間ドラマ観ないですね~……今のドラマも観ない。
昔のドラマ、”振り返ればヤツがいる”好きですw”お金がない!”とか←全部織田裕二さん関係w
  1. 2009/08/20(木) 14:29:01 |
  2. URL |
  3. たけ #-
  4. [ 編集 ]

携帯電話・・・

かなり昔からあったように思いますが、セーラームーンのころはポケベル・・・

警察手帳もスケ番刑事のヨーヨーみたいに開くようになったのは、最近のこと?

最近のことと考えるのと、昔からと考えるのは、感じた人の年齢?

セーラームーンも今は大昔?

2時間ドラマを見ていて、昔の警察手帳や携帯電話がないと、なんだかちょっと大昔みたいに感じるからふしぎです。
  1. 2009/08/20(木) 02:10:27 |
  2. URL |
  3. あみちゃん #-
  4. [ 編集 ]

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