ボーダーラインと携帯小説の世界

精神病患者達と携帯小説が好きな人とアニメ類が好きだったり、料理好き用

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父と精神病の娘と結婚と5

ボーダーラインの中には、万引きが止められない、リスカ(手首を切る)、アムカ(腕を切る)、レグカ(脚を切る)に憧れる……。心の傷を具現化できる行為を是(ぜ)とする者もいた。

百合子はそんなカルチャーショックと自分だけ苦しんでいるわけではないという安心感から、社会復帰を決意した。

光が、見えてきたのだ。まだ洞窟で迷って外には出られず、氷柱(つらら)から滴(したた)り落ちる水とコウモリを食べて生き長らえるような、圧倒的な絶望感から、洞窟から、一筋の光を確かに見たのだ。

それまでは、本当に精神病が酷いのか薬で脳が麻痺させられているのか判らない、寡黙で苦しんでいるように見えない患者が多かった。

わりと本音で話せる通常病棟は、そんな周りの精神障がい者に無知の百合子にとってプラスになった。

手始めに、百合子は作業療法を始めた。
作業療法とは、作業療法士と精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)の指導、保護、支援の元、簡単な物作りや農業、運動をする。

百合子は、今まで世間から何もかも中途半端と言われ、いくらみんなが精神病だと言っても、遅れをとらないか、足を引っ張らないか不安だった。

しかし、それはなぜか皆同じ。意外と真ん中よりマシなくらいだった。その成績は、今までの百合子には信じられない結果だったから、誉めて欲しかった。

しかし、百合子の口から過去を聞いただけで、現実を知らない仲間達は、
「良かったね」
としか言ってくれなかった。

しかし、精神保健福祉の洋介だけは違った。脳が麻痺させられているのか判らない、寡黙で苦しんでいるように見えない患者が多かった。

わりと本音で話せる通常病棟は、そんな周りの精神障がい者に無知の百合子にとってプラスになった。

手始めに、百合子は作業療法を始めた。
作業療法とは、作業療法士と精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)の指導、保護、支援の元、簡単な物作りや農業、運動をする。

百合子は、今まで世間から何もかも中途半端と言われ、いくらみんなが精神病だと言っても、遅れをとらないか、足を引っ張らないか不安だった。

しかし、それはなぜか洋介さんだけは違った
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  1. 2009/09/02(水) 00:36:52|
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