ボーダーラインと携帯小説の世界

精神病患者達と携帯小説が好きな人とアニメ類が好きだったり、料理好き用

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父と精神病の娘と結婚と7

百合子は、幼稚園で『無能』扱いを受け、泣きじゃくる百合子を強引に一般教室に進学させられたことなど、色々洋介に話した。
本来は、脳機能障がい者の疑い有り。だった。

百合子は、小学校に入るといじめられっ子で、両親ですら心を閉ざしていった。

しかし、百合子が一番酷く感じたのは仕事人間。
父のことだ。家族を省(かえり)みない。娘と話すより、酒を呑み、ストレスを発散させることを優先する。母が酒代が高いと訴えると、母がビンタをされ、その矛先は百合子に向かった。

母は育児に疲れ果てて、百合子が泣けば泣くだけ殴る虐待。

家族三人心中しようと言う母に百合子は『シンジュウ』が怖く感じ、でも意味がわからない。
ただ、父は反対した。それは最後の優しさのような、地獄の門番の裁きのような……。なんとも言えない苦しさがあった。

翌日、夏休みだから海に行こうと初めての気がする母と二人の海水浴に行く。信頼関係が無いけど、こそばゆい嬉しさが心地良かった。

母からホテルから自殺の名所に行ってみようと誘われた。百合子は、足がすくみそうな恐怖心でついに腰が抜けた。
その瞬間、母が前に倒れた。
駆けつけた警察曰(い)わく、明らかに百合子ごと落とそうとして、一人転落したとのこと。

その後、父は家にはほとんど帰らなくなった。

その頃から百合子はおかしくなった。
百合子は、デカい蜘蛛(クモ)や落ち武者が見えると訴え、襲いかかってくると暴れたり、泣き出して逃げ回った。
しかし、父には見えない。百合子は、蜘蛛はタンスくらいのサイズだと言う。
すると、父は怒りを通り越し、呆れて無視した。
百合子は、誰にも頼れなくなった。父の再婚も喜べず、居場所が奪われた感じが強くなるだけだった。
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  1. 2009/09/04(金) 00:28:48|
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