ボーダーラインと携帯小説の世界

精神病患者達と携帯小説が好きな人とアニメ類が好きだったり、料理好き用

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ガンアクション・ラブストーリー 4-2

狂気と芸術の交差する街
第4章 ~アルフレードとオヤジの絆~二回目


「そして…………一番嫌いなのは自分自身……か?」
アルフレードは目を見開く。図星だった。言って欲しかった。お前はバカだと言われてもいいから、かまって欲しかった。
「俺はサルヴァトーレ。人を見る目は確かなつもりだ。兄ちゃんはパワーが溢れてそうだと思った。簡単に言うとスカウトだ」
アルフレードは、サルヴァトーレと名乗る男を見上げる。漢(おとこ)の目だ。まっすぐで、しかし物悲しそうな目。
「you、一人……なの……か?」
サルヴァトーレは、深く息を吐く。ただそれだけのことなのに、まるでこの辺一帯の空気が酸欠になったようだ。サルヴァトーレは心を洗いたいのかもしれない。
「そうかも……しれんな……。名刺だ。受け取れ」
サルヴァトーレは片手で名刺を渡したが、アルフレードは恭(うやうや)しく受け取る。その時から、既に結果は見えていた。アルフレードの今後の身の振りようが。
去ってゆくサルヴァトーレのなんともの悲しいことか。彼は、何を犠牲にしたのか? 何の罪を背負っているのか? そんなささいなことも……いや、他人にはささいではないが、アルフレードには大して問題ではないのだ。

サルヴァトーレのささいなことも、アルフレードには気になった。存在感があった。
サルヴァトーレは、白いリムジンに乗っていった。

「ようこそ、カンビオへ!」
サルヴァトーレは両手を上げて歓迎する。
「hey、マフィアってマジですか?」
「ああ、武闘派集団だ」
「…………っ!」
言葉を失ったアルフレード。とんでもない所に来てしまったと思った。
サルヴァトーレは続ける。
「これから適性検査をする。もし優秀なら、サラリーマンの平均月収の三倍の月収を払う。悪くはない提案だと思うがな。兄ちゃん、名前は?」
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  1. 2009/10/28(水) 08:56:09|
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