ボーダーラインと携帯小説の世界

精神病患者達と携帯小説が好きな人とアニメ類が好きだったり、料理好き用

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ガンアクション・ラブストーリー 6-1

狂気と芸術の交差する街
第6章 ~恋の交差点~第一回


その日、エイジは花を買いに行った。
縦列駐車が多い。皆目的が同じか? 挟まれた車はどうするのだろう?
タクシーが路面列車のレーンを逆走する姿も見える。
「キャー!」
「なんだ、なんだ!?」
「おい、人が倒れてるぞ!」
「通り魔だ!」
「おい、こっち来るぞ!」
通り……魔?
まだ肌寒い中、それでも見ると暑苦しい格好。
「トイレで着替えたのか?」
思わず口走る。
「そういうことだ」
その男は、すでに目の前に走り、向かってきた。
ヤバい。
そう思った時、キラリと光るスペツナズ・ナイフ。
警棒のようにも使用できるナイフで、刺される瞬間。
走馬灯のように、過去の暗い記憶がフラッシュバックした。
お母さん。英二が幼い頃から専業主婦で、毎日描く画用紙いっぱいの夢の世界を誉めてくれたお母さん。
なぜ、遠い県外に駆け落ちしたのですか? 母がいない理由がわからない小学一年生の春、まるで入学式を見送るのが最後の仕事のように去ったお母さん。
『ママ、遠くに行っちゃうの?』
『そう、沖縄』
英二は、涙を溜める。
『もう、会えないの?』
『そんなことない。英ちゃんが、画家になったら。……画家になったら画展、観に行く! ……絶対、観に行くから……』
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  1. 2009/11/05(木) 20:27:53|
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