ボーダーラインと携帯小説の世界

精神病患者達と携帯小説が好きな人とアニメ類が好きだったり、料理好き用

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ガンアクション・ラブストーリー7-2

狂気と芸術の交差する街
第7章 ~休息~二回目


●一日目
ナポリ着
エイジは飛行機からナポリを見下ろして口を開く。
「『ナポリを見てから死ね』有名な言葉だね。僕等に言われてるみたい」
「へっ! なかなか上手いこと言うな!」
二人は空港からAliBusというバスに乗り、ナポリ中央駅に向かった。
まずはナポリのドゥオモ。ここは毎年五月の第一日曜日と九月十九日の祭りの日、大聖堂にある礼拝堂で守護聖人サン・ジェンナーロが”遺した血”が液化……液体の血に変わるという、”奇跡”が起きる。街は喜びに湧く。
続いて国立考古学博物館へ。巨大大理石ブロックや、メノウの浮き彫り、モザイク画、ブロンズ像、日用品、フレスコ画があり、博物館を北に進む。
エイジはモザイク画が気になった。
キアーラが首を突っ込む。
「現代の直接技法は、二重直接技法”Double Direct”とも呼ばれるもので、ガラス繊維でできたメッシュにモザイク……つまりガラスを破片にして直接貼ってゆく技法。モザイクは三次元の表面上で望む向きに合わせて徐々に作られ、最後にメッシュごと、モザイクで飾る予定の面に移す。大きな作業もこの方法で行い、モザイクを貼ったメッシュは運送のために一旦細かく切られ、現地での設置の際に再び組み合わされる。この方法だと、職人はモザイクを貼る現地でなく、快適なスタジオやアトリエで作業ができる。簡単に言うと、鑑賞される角度から美しく観えるように、任意に切ったガラスの破片を貼り付けるってワケ。制作三年、時価一億円の大作もあるそうだ」
エイジはハッとキアーラを見る。
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  1. 2009/11/10(火) 08:52:42|
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