ボーダーラインと携帯小説の世界

精神病患者達と携帯小説が好きな人とアニメ類が好きだったり、料理好き用

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ガンアクション・ラブストーリー7-6

狂気と芸術の交差する街
第7章 ~休息~6回目


僕もそうだ。描いた。描いて、描いて、描き続けた。それが使命であるかのように。目の前の紙をぐちゃぐちゃに塗りたぐって、ただ信念の為に描いた。母に認めてもらうため。母に会う為に。
頂上からは、サン・ピエトロ広場が広まる。
結局、エイジはピエタの前で十分間泣きじゃくった。動けなかった。
その先右手のクーポラへの登り口を行く。
ミケランジェロが設計した巨大なドームは、クーポラと呼ばれ、存在感は観る者を圧倒する。内側壁には、モザイク画が一面にある。壮大な空間はひんやりと涼しい。
「ごめん」
キアーラは、珍しくしおらしかった。
「何が?」
今回ばかりは、睨むエイジ。
「絵、彫刻。考えてみたら、エイジは美術留学生だったな。…………夢、捨てたんだよな? あたし達に巻き込まれて」
エイジは、ひとしきり大きく息を吐く。
「仕方ないさ。君たちについていかなかったら、死んでたかもしれない。命あっての物種だ」
キアーラは、クーポラの頂上から景色を眺める。
「宝物殿、行ってみるか?」
気分転換のために出た言葉は、お宝だった。
「ぷっ……そうだね。観たらLa Campanaに行こう。ローマ料理食べよう」
「”トリッパ”が人気だぜ」
キアーラはエイジを引っ張った。
ここはスペイン広場。あの有名な映画のシーンが撮影された場所。飲食禁止でソフトクリーム屋は無い。
そしてトレヴィの泉。願いが叶うとされている場所。
もう夕方だが、白い像と遺跡のような建物。
「トレヴィとは、”三叉路”の意味で、この前から三本の道が延びてるのが由縁。さっ! 噴水に背を向けてコイン投げよう!」
「いくつ?」
エイジの無神経な言動にムッときたキアーラは、「テキトー」と言って二枚なげた。
ちなみに、二枚は恋が成就。する
そしてローマ発一時間後ベネチア着。
ベネチアに一泊した。
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  1. 2009/11/14(土) 08:36:08|
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