ボーダーラインと携帯小説の世界

精神病患者達と携帯小説が好きな人とアニメ類が好きだったり、料理好き用

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ガンアクション・ラブストーリー9-2

狂気と芸術の交差する街
第9章 ~告白~2回目


一瞬の静寂が永遠のように感じられる中、キアーラはゆっくりと口を開く。
「いいわよ……」
「わよ?」
予想外の言葉使いに、エイジは思わず聞き返す。
「ちょっまっイャ!? これはその……」
キアーラはあたふたして、腕をブンブン振って赤面する。
「かわいい」
エイジの頬が景気のいい音をたてる。
「痛い……」
「調子に乗るからだ。……んっ……」
キス……。
「愛してるよ、キアーラ」
「あたしも……」

「キアーラ……」
「ん?」
「最初は殺し、ためらった?」
今なら聞ける筈(はず)だ。完全なる少女と化した今なら、本心を余すことなく……。キアーラの心に浸透してしまった毒を、人殺しという名の毒を抜いてやりたくなった。
そう、エイジは興味本位で聞いたわけではない。殺し屋稼業、人殺した怖さなど語れない。愚痴をこぼしてはいけないのだ。エイジは、殺しはしてない。だが、肌が痛むくらい感じるのだ。無言の空気が重いのだ。
エイジは、キアーラを抱きしめた。船の上で、蒼の中、孤独にならないように、そっと抱きしめた。
「……ああ、ためらった。本当にこの人は悪人なのか? いや、あたしの価値観では悪人だけど、殺すほど悪人なのか? 引き金は、今までの何よりも重かった。
相手はアレッシオが半殺しにしてたから、あたしが攻撃されることはない……それがアレッシオの”殺しのさせ方”だった。一度殺したら、もう次はためらわなかった。アレッシオは、なかなか策師だね。でも、エイジは殺さず組織の力になってる。あたしはそこが好き。殺人鬼から、女の子に戻してくれた。エイジは?」
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  1. 2009/11/21(土) 07:59:07|
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