ボーダーラインと携帯小説の世界

精神病患者達と携帯小説が好きな人とアニメ類が好きだったり、料理好き用

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ガンアクション・ラブストーリー10-2

狂気と芸術の交差する街
第10章 ~狙撃交わる刻~ 2回目


流れる風が冷たい。狙撃手は、仕事中は常に孤独という。それがどういうことか、わかるのか……?
「淋しいのか? ぷっ……」
アルフレードは、顔を真っ赤にする。
「bat! ちげえよ! 通常、狙撃は二人一組。必ずしも目標が予定の場所に来ない時、銃口はそのまま、視界を広げる時、目の代わりが観測手だ!」
「ごめんごめん、よくわからなくて。で、今は観測手の役割なのかい?」
「今は風見だ。射撃は風の影響を受けやすい。ビル風が多いと細かく風を読む必要がある。だが、風見鶏なんか立ってないから自分で調達するって寸法さ。エイジにも付き合ってもらうぜ」
「旗や梢(こずえ)とかか?」
「yes! あの布とかな。見方は、プリンターのヘッドと同じように目を細かく動かす。視界の左上から見て一文字ずつ刻んでいくように、一定感覚で右、右……と動かす。目の焦点を遠近交互にずらすのがコツだ。遠くを見た後は近くに、近くを見たあとは遠くに、視線をずらすたびに焦点を左から右に。低い風見は違う。車風に揺れるからな」
「キアーラ達にも手伝わしたあるのか?」
「ah…いや、キアーラはおっかねぇしなぁ……アレッシオはボスだしなぁ……」
アルフレードは苦笑いしてエイジを見る。
「てめぇはパシリだからな!」
「なんだそりゃ!?」
エイジは「ビックリだ!」と、ツッコミながら歩いた。
その後、距離と角度、風に予想される時間による太陽の位置から一点に絞った。

天候快晴。湿度二十%、南西の微風……およそ毎時八キロ。狙撃に絶好の日だ。
「アルフレード、三つもレンズあったら敵に見つかるんじゃないか?」
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  1. 2009/11/25(水) 08:23:21|
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