ボーダーラインと携帯小説の世界

精神病患者達と携帯小説が好きな人とアニメ類が好きだったり、料理好き用

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ガンアクション・ラブストーリー10-3

狂気と芸術の交差する街
第10章 ~狙撃交わる刻~ 3回目


エイジは当然と思える疑問を口にする。
「no。ここは太陽の日陰……つまり敵さんにとって逆光になる。万が一の時は、互いに撃ち合うことになる。太陽を背にした方が有利だ」
「そうか……僕も準備する」
エイジは三脚架付きの観測スコープを準備する。
アルフレードはSIGブレーザーR93を設置。伏せ撃ちの体制をとる。この銃は機能性重視だ。無骨な銃身をひと撫でし、フォアエンドの先端のバイポッドを展開。次に、ストックを抱いたままうつぶせの体制をとる。
肩辺りにストックの底を可動式のチークパットに頬をそれぞれ押し付けて固定し、床に当たる高さを調整する。
アルフレードとSIGブレーザーがそれぞれ同化する。
太陽を見、スコープに陽が差し込まないことを確認する。
その後スコープのキャップを外す。エイジはマガジンを差し出すと、アルフレードはうつぶせのまま無言で受け取る。
.308口径ライフル弾……レクシティ=マッチM852。競技用に作られた特殊弾をつかう。
マガジンケースを差し込み、ボルトをスライドさせると、初弾がイヤンバーの中へと送り込まれる。
狙撃手はやはり孤独なのだ。それは観測手がいても変わらない。ライフルを構える自分だけが独り、この空と大地の中間に取り残された感覚。人も街も霞んで見え、肉眼では狙撃ポイントなど見える筈もない。
だが、レオポルドの望遠狙撃スコープを覗きこめば、遠い世界は突然近くなる。
スナイパーにとって、世界と自分の繋がりはこの一点のみ。
このスコープの中の世界のみが現実なのだ。いや、現実を超越した世界かもしれない。
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  1. 2009/11/26(木) 00:27:13|
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