ボーダーラインと携帯小説の世界

精神病患者達と携帯小説が好きな人とアニメ類が好きだったり、料理好き用

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雨の物語

今回で雨の物語はラスト。第二作は明日公開!

誰もが物語という名の人生の一ページには、胸はずませて入ってゆく。
しかし、僕の周囲の人間は、心なしか不幸に見える。
なぜなら、野望を達成できず、呑み屋で腐ってるからだ。
僕の心の部屋のドアには、書かれていたはずさ。”とても悲しい物語"だと。

君はあの日、僕の部屋の前で肩を濡らして、ドアのむこうに 立った。
親にお忍びでライブに通いつめていることがバレ、親ともめて家を飛び出したお嬢様だった。
僕は久しぶりに女を抱きしめた。その躰は、雨に震え、か細く、柔らかかった。
「残念だけど、僕は財力も才能も無いのさ。だから、君を守れない。名も知らないファンの方」

僕は、恋愛経験が豊富ではないが、愛し合い方はわかる。鏡花は、恋愛経験は無い。
鏡花は僕に恋愛的に引っ張られ、経験あるのだな……と嫉妬するのさ。
僕は、何も気がつかず、しかし君にできるだけ歩調を合わせ、初めて同士のカップルでさえ三カ月経ってやることも、一年かけた。君にとっては、それすら早かったのかな? 君は、やはり嫉妬する自分が嫌になるのだろう?

窓の外は雨。。。雨が降ってる。
いく筋もの雨が、君の心の くもりガラスに……。

君の親が娘を迎えに来た日、君は拒(こば)んだね……。そして今日。。。
「それでは、さようなら……隼人様。」
まだ、先ほどまで抱いていた君の感触が残る。
君は、ただ泪(なみだ)を残して……後ろを振り返ることもなく、女のいた世界とも思えない痕の無い、……部屋を後にした。振り返りざまの泪の雫が、飛び散った。僕は、(あぁ……やはり美しいな……)と思った。。。
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  1. 2009/12/07(月) 16:42:39|
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  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

もっちゃん さん

雨の物語は、1977年に伊勢正三さん作詞した曲です。イルカ、風、研ナオコ、佐藤竹善などが歌ってます。
だから古い、正やんの”世界”が好きな私には、透き通った高い声の衰えがあるものの、コンサートに行ったのです。
  1. 2009/12/08(火) 17:35:47 |
  2. URL |
  3. たけ #-
  4. [ 編集 ]

情景を頭の中で思い浮かべながら読ませていただきました
なんかなんとなく昔の恋愛(?)の感じがしました
  1. 2009/12/07(月) 19:47:07 |
  2. URL |
  3. もっちゃん #-
  4. [ 編集 ]

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