ボーダーラインと携帯小説の世界

精神病患者達と携帯小説が好きな人とアニメ類が好きだったり、料理好き用

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ガンアクション・ラブストーリー14-5

狂気と芸術の交差する街
第14章 ~それぞれの帰路~ 5回目


――その後――
キアーラは退職願いを出した。
エイジを失った心の痛みは、火傷を負った皮膚が痛むように、消えなかった。
アレッシオ達に対し、
「思えば、あたしたち似た者同士だった。不器用でまっすぐで。殺したくなくて、殺したくて。愛されたくて、愛したくて。それが絆、かな? 家族みたいに大切な……兄妹みたいな。」
とつぶやいた。
アレッシオは敬礼した。アルフレードもそれに習う。
『vai,Vai!』
「Ciao」
『さあ、行きな!』
「じゃあ、また」
それだけ言うとキアーラは去った。
ピストレーロは、人員を補給した。彼らは氷山の一角を倒しただけだから、アレッシオとアルフレードは新たな仲間と日々戦う。残党狩り、である。
アレッシオは、解体を言い渡されると思ったし、転属で良いと思った。
エンツォがそれを知りながら再構成したのだ。いつか、キアーラとエイジが帰って来た時、帰る場所があるように。
アルフレードは、別にヤクザな仕事が好きなわけでも、殺し屋が気に入ったわけでもない。やはり、ピストレーロは帰る場所なのだ。この無法の島が、住処(すみか)なのだ。

キアーラは、エイジの亡骸を連れ、ミラノに里帰りをした。
「madre(お母さん)、padre(お父さん)、eccomi qui(ただいま)!」
キアーラは思った。生き続けよう、エイジと一緒に。走り出そう、未来に! だって、こんなにも空が蒼いんだから! 青の洞窟みたいだから! ……ね? エイジ。
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  1. 2009/12/14(月) 00:06:56|
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